今回は交換留学以外の方法で海外の大学に留学する方法について真面目に書きたいと思いまーす。
筆者は大学の交換留学制度に申し込むも成績の悪さから落選。もう海外の大学への学部留学はできないとあきらめかけていました。そんな3年生の前期に発見したエージェントを通して、3年生の後期には学部留学に行くことができました。あきらめないで!(真矢○き風)
目次 1.交換留学と私費留学の違いは? 2.私費留学の方法とは? 3.私費留学に必要な準備は?
意外と知られていませんが交換留学以外でも海外の大学に留学することは可能です。それは私費留学です。実際に私も私費留学でアメリカの大学に1年間行きました。
1.交換留学と私費留学の違いは?
まず交換留学とは、その大学が協定を結んでいる海外の大学に留学できる制度で、学費の免除や学校によっては奨学金を受け取ることができます。また留学先で取得した単位を持ち帰ることも可能であり、休学する必要がないことも魅力となっています。しかし、学校の代表として留学に行くため、学校の成績とTOEFLなどのスコアなどが必要であり、審査が少し厳しいです。またこれは大学にもよるかもしれませんが基本的に早めから選考に応募しなければならず、準備期間が長いのも特徴です。
一方で私費留学は、自分で好きな大学、時期、期間を決めることができます。日本の大学を休学し、自分で相手の大学とコンタクトを取って留学するか、仲介企業を使って留学するかのどちらかになります。私費留学のデメリットとしては費用が高い、学校によっては単位が交換できないなどが挙げられます。学校の交換留学のプログラムには参加できなかったが、どうしても海外の大学に学部留学したいという人におすすめです。
2.私費留学の方法
前述しましたように、私費留学には2種類の方法があります。「行きたい大学に自分でコンタクトをとって許可をもらう」か「仲介会社に頼む」かです。費用としてはもちろん自分ですべてやってしまったほうが安いです。しかし、自分で大学の情報を手に入れることやコンタクトを取ることなど考慮するとかなり時間がかかってしまう可能性があります。その点、仲介会社は手数料を支払うことですべてやってくれるので時間は短縮できると思います。
筆者は仲介会社を通して学部留学したので、ここでは仲介会社を使った学部留学の説明をします。
私はJSAFという仲介の会社を利用しました。JSAFは手数料を支払うことで相手の大学との契約、航空機の手配、ビザ取得の手続き等々留学に関することを代わりにやってくれます。学校の交換留学では行けなかったけど私費留学でも海外の大学に行きたい、でもどうしていいのかわからないし不安だという人にはおすすめのサービスと言えるでしょう。留学に対する不安なことや質問があれば応えてくれるので安心して留学に行くことができます。JSAF留学利用者は2週間に1回ほど近況報告が義務付けられているため、他の人から得られた情報が送られてきたりと安心できるとは思います。
JSAF留学は、私費留学なので費用は高く、日本の大学に対する休学費用(在籍費用など学校によって異なる)と留学先の学費、寮費、生活費、ここにJSAFの手数料などかかってきます。
そのため自分でできる簡単なこと(航空券の手配、ビザ取得など)は自分でやられることをお勧めします。この一つ一つに手数料がかかってきます。基本的に自分でできることは自分でしたほう良いと思います。留学に行ってもすべて自分でしなければなりません。(旅行の航空券手配など)練習ですね!
3.私費留学に必要な準備
JSAFを利用して学部留学をするには大学の成績表の提出と最低限のTOEFL itpの点数が必要です。成績表は提出しなければなりませんが、私の場合は実際にそんなに関係ありませんでした。筆者も交換留学に行けなかったレベルで悪かったですがあまり言及されませんでした。(汗)
TOEFL itp (リーディングとリスニングのみ)は留学したい学校のレベルによりますが最低でも500点は必要でした。この点数はTOEICでいうと550点くらいで、英検でいうと2級くらいにあたります。これは高校卒業レベルなのでそんなに難しくはないと思います。これが突破できないと、1年の留学の半分は語学学校に行くことになりますので気を付けてください。
ここまではJSAF留学の説明をしましたが調べてみたところ、他にも似たようなサービスがあるみたいですね。下に私費で学部留学ができそうなエージェントのURL張っておきますね。できれば色々なエージェントの人の話を聞き、比較されることをお勧めします。
また私がお世話になったJSAFではJSAF独自の奨学金制度があったり、また国がおこなっている留学生を対象とした給付型の奨学金制度「トビタテ!留学JAPAN」などもあります。「トビタテ!留学JAPAN」は日本の大学生を含む、若者の海外留学への機運を醸成する官民協働の留学促進キャンペーンで、企業からの寄附により年間約1500名の高校生と大学生に返済不要の留学奨学金を給付する「日本代表プログラム」を提供しています。このような制度を利用することで出費を安く抑えることができることも知っておいて損はないと思います。
イギリスの大学に私費留学できるエージェント
SI-UK http://www.ukeducation.jp/study-options/study-abroad/
アメリカ・カナダ・イギリス・アイルランド・ドイツ・オーストラリア・ニュージーランド・スペイン・フランス・イタリア・チェコ・南アフリカの大学に留学できるエージェント
JSAF http://www.japanstudyabroad.org/
何か質問などあればコメントでお願いします!
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